小栗小児科医院

小栗小児科医院

予防接種について

予防接種の対象年齢

2023年4月版 予防接種スケジュール
詳しくは下記をご覧ください。

予防接種スケジュール
0歳の予防接種スケジュール

Hibワクチンについて

Hibとはインフルエンザ菌b型のことで、口や鼻などから吸いこむことで 感染します。毎年冬に流行するインフルエンザのウイルスと名前がにていますが、別ものです。
Hibに感染すると肺炎、細菌性髄膜炎、菌血症、喉頭蓋炎などの重症細菌感染症を引き起こすことがあります。Hibワクチンを接種することで、体のなかにHibへの抵抗力(免疫)ができ、さらに免疫をつけることで、周囲への感染の広がりをふせぐことができます。

小児用肺炎球菌ワクチンについて

子どもの多くは鼻やのどに肺炎球菌をもっています。体が弱ったりしたときに、肺炎、細菌性髄膜炎や菌血症などをひきおこします。
子どもに重い病気をおこしやすい、13種類の肺炎球菌の感染を防ぐのが、小児の肺炎球菌ワクチンです。
肺炎球菌ワクチンを接種することで、体のなかに肺炎球菌への抵抗力(免疫)ができます。

DPT-IPVワクチン(百日せき・ジフテリア・破傷風・ポリオ混合ワクチン)について

・百日せきは、せきが長く続くことが特徴の急性気道感染症です。特有の痙攣性の咳発作を起こし乳児期早期に罹患すると重症化しやすいためワクチン接種により感染予防を行います。

・ジフテリアは主に飛沫によりヒトからヒトへ感染します。病気が起きる場所によって、「呼吸器ジフテリア」と「皮膚ジフテリア」に分けられます。呼吸器ジフテリアでは最初は発熱、のどの痛み、物が飲み込みにくい、声がかれるなどの症状が認められます。2-3日の間にジフテリア毒素の働きによって破壊された喉の組織が偽膜と呼ばれる厚い灰白色の層となり、この偽膜が広がると気道がふさがれて息ができなくなることがあります。また、ジフテリア毒素が血液とともに離れた臓器まで運ばれて、心臓や神経の病気(合併症)を起こすことが知られています。ジフテリア予防のためのワクチンは現在では、百日せきワクチン、破傷風トキソイド、不活化ポリオワクチンと組み合わせた四種混合ワクチン接種として行われています。第1期では四種混合ワクチンとして4回接種し、第2期ではジフテリア破傷風混合ワクチンとして1回接種します。第2期の接種は、小学5年生~中学1年生(11~12歳)なので、忘れないようにしましょう。

・破傷風は、土のなかにいる破傷風菌が傷口から入り感染し、感染進行すると末梢神経軸索内で抑制性の神経伝達を起こし脱抑制により末梢運動神経、脳神経、交感神経の過活動を起こすことで破傷風の臨床症状(筋強直、けいれん、発汗、頻脈)が出現します。呼吸不全症状により呼吸管理が必要になることもあります。1期は破傷風不活化ポリオ混合ワクチン(4種混合ワクチン)により感染予防を行います。第2期ではジフテリア破傷風混合ワクチンとして1回接種します。第2期の接種は、小学5年生~中学1年生(11~12歳)なので忘れないようにしましょう。

・ポリオは、脊髄性小児麻痺といわれ世界的な根絶を目指していますが未だ散発的に発生している病気です。便を通じて感染し、重症化すると下肢麻痺や球麻痺症状を起こします。成人はより重症化するため注意が必要です。特異的な治療法はなく対症療法が中心となるため流行防止のためにポリオワクチン接種が有効です。
DPT-IPVワクチンを接種することで、体のなかに百日せき・ジフテリア・ 破傷風・ポリオへの抵抗力(免疫)ができます。
これらはうつりやすい病気で、免疫をつけることで、まわりの人たちに 広がるのをふせぐことができます。

B型肝炎ワクチンについて

B型肝炎ワクチンは、平成28年10月から、平成28年4月1日以降生まれた全小児に対する定期接種が実施されています。
B型肝炎ウイルス(HBs抗原)陽性の母親から生まれた新生児に対する接種の健康保険による費用負担はこれまでと変わりがありません。
B型肝炎ウイルスの感染を受けると、急性肝炎となりそのまま回復する場合もあれば、慢性肝炎となる場合もあります。一部劇症肝炎と言って、激しい症状から死に至ることもあります。
また、症状としては明らかにならないままウイルスが肝臓内部に潜み、年月を経て慢性肝炎・肝硬変・肝がんなどになることがあります。ことに年齢が小さいほど、急性肝炎の症状は軽いかあるいは症状があまりはっきりしない一方、ウイルスがそのまま潜んでしまう持続感染の形をとりやすいことが知られています。

ロタワクチン(飲むワクチン)について

2011年11月21日からロタウイルスワクチンが定期接種できることになりました。ロタウイルスは冬季に流行する重症胃腸炎の原因となり、毎年乳幼児を悩ませています。白色便性の水様便、嘔吐、発熱、脱水、けいれん、脳症を引き起こし入院治療が必要になることもあります。予防方法はワクチン接種で2回又は3回接種します。

結核ワクチンについて

お母さんから抵抗力をもらえない結核は、生まれたばかりの赤ちゃんにもかかるおそれがあり、乳幼児は結核への抵抗力が弱いために全身性の結核症や結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残す可能性があります。

麻しん・風しんワクチンについて

命定めの病「麻しん」は重症化しやすく、空気感染するうつりやすい病気で、一人がかかると、 家族やまわりの人たちに広がってしまうこともあります。また、妊娠中の女性が風しんにかかると「先天性風しん症候群」といって重大な障害(心臓、眼、聴力)を持って胎児が産まれます。海外から持ち込まれることもあります。1歳になったらすぐに受けてほしいワクチンです。一生の間に2回ワクチンを受けて麻疹の流行を阻止する必要があります。

水痘ワクチンについて

水痘は、ウイルスにふれたり、ウイルスを口や鼻などから吸いこんだりすることで空気感染する病気です。うつりやすい病気で、一人がかかると、 家族やまわりの人たちに広がってしまうこともあります。
水痘にかかると、熱がでたり、おなかや背中、顔など全身に水泡ができたりします。まれですが、重くなると命にかかわることもあります。
水痘ワクチンを接種することで、体のなかに水痘への抵抗力(免疫)が できます。
水痘ワクチンを1回接種すれば、水痘にかかることはあるものの重症 になることはほとんどなくなり、2回接種すれば、水痘にかかることもほとんどなくなるといわれています。
このワクチンは1歳になってから接種し始めます。

日本脳炎ワクチンについて

日本脳炎ワクチンに重大な副反応の可能性があるため、2005年5月30日以降積極的勧奨が中止されていましたが、2009年6月以降乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンに変更、再開されました。

子宮頸がんワクチンについて

2023年4月から子宮頸がんワクチンのシルガード9が9歳以上のお子様を対象に定期接種可能となりました。9価ワクチンは子宮頸がんおよび前癌病変を起こす各HPV型の感染を広く予防します。これまで定期接種対象年齢の間に接種を逃した26歳以下の方もキャッチアップ接種対象者として公費助成の適応になります。ワクチン接種により子宮頸がんを予防できるため、日本産婦人科学会、日本小児科学会からも接種奨励の提言がなされています。子宮頸がんワクチン接種を勧めていただけますと幸いです。

インフルエンザワクチンについて

65歳以上の人は、毎年1回インフルエンザワクチンを接種することになりました。60歳以上65歳未満であっても、一定の心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能、またはヒト免疫不全ウィルスによる免疫機能の障害のある人は、同じように接種します。

任意接種について

インフルエンザは乳幼児・高齢者にとっては重症になりやすい病気です。インフルエンザは小児科の冬季入院の原因になり、重症の場合には脳症になることもあります(インフルエンザ脳症の頻度は小児インフルエンザ患者の数万人に一人といわれています)。ワクチンによる積極的な予防が勧められます。その予防効果は小児では70%といわれています。乳幼児のインフルエンザ予防には家族内感染を防ぐことが最も大切で、家族全員がワクチンを接種したほうがいいでしょう。

その他、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、A型肝炎ワクチンを当院で接種できます。

流行性耳下腺炎(おたふくかぜワクチン)について

おたふくかぜはムンプスウイルスの飛沫感染後、増殖したウイルスは全身に広がり、各臓器に病変を起こします。主要症状は耳下腺の腫脹で、境界不鮮明で均一なやわらかい痛みを伴った腫脹を示します。
年長児や成人が罹患すると、症状が著明で合併症の頻度が高くなります。合併症で最も多いのは無菌性髄膜炎で、診断される頻度は1~10%です。頻度は少ないですが、他に脳炎、膵炎などがあります。男性では精巣炎、女性では卵巣炎を合併することもあります。特に難聴合併への注意が必要です。

インフルエンザワクチン接種希望の方へ

流行の2~3ヶ月前に免疫をつけておくことが大切です。御家族でワクチン接種しましょう。
接種開始日についてはお知らせページで随時更新いたします。

接種希望日に時間予約して受診してください。
接種回数は13歳以上1回、13歳未満2回です。
13歳未満のお子様は初回から2−4週間あけて2回目を接種してください。

診療時間

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日祝
一般診療
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健診・予防接種
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